病気が原因の便秘には注意しよう

便秘というと、やっぱり病気ではないものという位置付けになります。しかし実は重大な病気が隠れていて、その病気が原因で便秘を起こしていることもあるのです。

そんなときには、どんな病気が隠れているのかなどを早く見つけ出して早い治療をしたいものです。

大腸癌、直腸癌
大腸ポリープ、大腸癌などの病気によって腸の癒着などが起こることがあり、それによって便秘が起こっているということもあります。

便が細くなったりすることも少なくありません。出血があっても便秘による痔と間違ってしまう場合がありますが、血便には注意が必要です。

腸閉塞
強い腹痛や膨満感、吐き気と便秘などが周期的に起こってくるときには腸閉塞の可能性もあります。

子宮の病気
子宮筋腫や子宮癌、子宮内膜症など腸周辺に位置する子宮の疾患による便秘もあります。下腹部の痛み、腫れなどがあり、不正出血にも注意しましょう。

腸神経
過敏性腸症候群、自律神経失調症などは腸の神経異常で引き起こされるタイプの便秘です。

甲状腺機能低下
皮膚の乾燥、脱毛、浮腫などがあり便秘も続きます。

卵巣腫瘍、卵巣癌
下腹部痛、腫れ、不正出血、頻尿と便秘がある場合は卵巣に異常があることがあります。

虫垂炎数日前
虫垂炎になる数日までから便秘が起こりやすくなります。炎症による水分不足や、腸の動きが悪くなるために起こる便秘と言われていますが、虫垂炎直前に体の怠さとともに便秘症状があることも多いようです。


血圧の薬や胃かいようの薬、精神の薬や抗生物質などを飲んでいると便秘をすることがあります。抗生物質などは腸内の善玉菌も死滅させてしまうことから便秘になったりします。

その他、本当にいろいろな病気で、腸の動きが弱ると便秘が起こることはあります。病気のときには運動もできず、代謝も悪いので便秘になるのは仕方ありません。

しかし便秘が続くことから、重大な病気が隠れているということが判明することがあります

つまり便秘があまり続くようなら、他の症状などもちょっと意識的に注意してみるといいのではないでしょうか。

そして気になることがあったら、まず病院で相談をしてみましょう。思わぬ病気が隠れていて、早期発見できることもあります


便秘で気が付く便の出ない病気

便秘だと思っていたら、そこに別の病気が隠れていたということもあります。もちろん現象としては便秘ですが、実際には本来の便秘が原因ではなく、他の病気が原因の場合もあります。

ある意味、便が出ないということは病気のサインでもあると言えそうです。いろいろな症状から考えられる病気を探してみましょう。

*腹痛があり、便秘や下痢を数カ月以上繰り返している場合は過敏性腸症候群の疑いがあります。神経質な人やストレスが溜まりやすい人に多いとも言われています。

*腹痛があって、周期的に膨満感、吐き気、腹痛、便が出ないなどの場合は腸閉塞の疑いがあります。この場合の原因は便秘で便が溜まり過ぎたということも考えられます。

*腹痛があって血便、残便感、細い便、または便が出ないことが度々あるなどの場合は大腸癌、直腸癌などの可能性もあります。

*腹痛があり、下腹部、腹部のハリ、不正性器出血が伴っている場合は子宮癌、卵巣癌、子宮筋腫などが疑われます。

*腹痛がなく、浮腫、肌の乾燥、脱毛、汗がかけないなどの症状と便秘が重なっている場合は甲状腺機能低下症ということが考えられます。

*腹痛がなく、高血圧、多汗、動悸(どうき)、胸痛みなどが伴っていると褐色細胞腫ということもあります。

*腹痛はなく、脱力感、吐き気、多尿、多飲と便秘が重なると、邸カリウム血症などの疑いも考えられます。

重症な病気が隠れているときに意外と血便が混じっていることがあります。特に便秘が続き、血便が出るときにはいろいろな病気として注意が必要です。

また血便も便に混じっている場合だけでなく、便の表面に血液が付いている場合などがあります。

便に血液が付いていると、痔と勘違いしたり、逆に血便だと思ったら痔だったなんてこともあるかも知れません。

間違ってもいいので、血が出ることがあったときには病院に行って相談をするようにしましょう。

また子宮や卵巣関係の病気から便秘症状が出ているときには、膣からの出血になります。血便と間違えないようにしないと相談する科が違うので、よく出てくる部分を判断するようにしましょう。


大腸がん・大腸ポリープと便秘の関係

最近、急激に多くなっている大腸がんはがんの中でもかなりメジャーな病気となりつつあります。実際にがんの中でも大腸がんは上位に来ています。

大腸ポリープは大腸に突起ができる病気で良性のものでもがん化する可能性がるので通常は切除します。

大腸の突起物が大きくなると腸が狭くなり便の通行がしにくくなるために便秘を起こすようになるのです。

便に血がついていたり便の形がおかしいと感じたら痔だと勝手に判断せず一度、病院にいって詳しい検査をしてもらうことをオススメ致します。

また、逆に便秘を放っておくと大腸がん、大腸ポリープになるという説もあるので侮れません。

食生活の変化により便秘になりがちになった現代では腸内に便が長時間留まりやすくがんを促進していると考えられています。

便のなかには有害物質もあり発ガン物質も含まれています。その便が長期間とどまればガンが発生するリスクが高くなるという理由だそうです。

便秘を甘く見ていると大きな病気につながる可能性があるだけにいち早く改善させていきましょう。


大腸がんと便秘の関係

大腸がんと便秘の関係を考えてみましょう。今まで多くの人が、便秘が続くと大腸がんになるというふうに思い込んでいたのではないでしょうか。

便に含まれる有毒物質には発がん物質もあり、それが体内に逆流することで、がんが発症するということもあると言われていました。

そのためとても便秘に敏感になり、ちょっと便秘をするだけでも下剤を使用しているなんて人もいるのではないでしょうか。

逆に下剤の乱用の方が大腸がんになりやすいので、間違った知識はあらためるようにしましょう。

厚生労働省の研究でも、排便が2~3日に1回程度でも大腸がんになるリスクは高くならないと発表されています。

これは40歳異常69歳までの男女6万人の追跡調査によって、排便の回数と大腸がんの発生の関係性を調査した結果によって、このような発表がされたと言われているのです。

便秘は本当に個人差があり、毎日便通がある人が2日なければ便秘と言えます。またいつも3日程度に1回の便通の人なら、5日ぐらいは便秘と言えない場合もあります。

便秘ということで言うと腹部の膨満感、食欲不振、腹痛、頭痛、吐き気などの症状がなければ便秘ではないという医師もいるほどです。

自分にとっての便秘は何日ぐらいなのか。また常時便秘気味の人は、少しでも短い間隔で便通が出るような努力をするといいでしょう

注意したい便秘は便秘のパターンが変化してきたときと言われています。例えば数年前までは毎日の便通が普通だった人が、3日に1度になった、5日出ないこともあるという場合は注意しましょう。

また排便のときに腹痛のなかった人が、最近腹痛があるというときも注意が必要です。排便は毎日でなければ異常ということはないのです。

それぞれの人の腸にあったサイクルでいいわけですが、変化は注意すべきだということになります。

また大腸がんができているときには下痢と便秘が交互に来たり、鉛筆のような細い便しか出なくなったり、出血が見られたりするので、そんなときには早く病院に行くことです。がんは早期発見、早期治療が必要となります。

 

 

 

 

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